経県値マップ

47都道府県を全制覇する旅

ちょっとそこまで、安芸津の翁を訪ねる

ちゃおッス。さとりッス。
わたし、ビールが飲めないんですが、日本酒はいけるクチです。が、地元の日本酒を語れずして、日本酒がいけるクチなどと豪語してなるものか! という謎の意気込みの元、せっかくとれた平日休みを利用して、ちょっとそこまで西條酒のルーツを探りに行ってきました。

酒蔵巡りをしても良かったんですが(日曜日と、10日にはガイドが出ますので)、日曜日も行けるなら、平日しかやってないほうを、ってことで、いきなりマニアックな場所を選択したというわけです。

広島の酒が日本三大名酒とまで有名になったのは、三浦仙三郎翁の功績によります。

広島の水は(というよりも、日本の水のほとんどは)軟水で、実はあんまり日本酒を造るのには適していない水です。
三浦翁も、例にもれず、酒造りを始めた頃は4年連続で失敗ばかりだったそうです。
これは何か原因があるはず。。。と、研究を始め、ついに水の硬度の違いを発見し、軟水に適した醸造法を編み出した……
さとり大好きなプロジェクトX的人生!!
そりゃ行かなきゃ、でしょう!! 翁の故郷、広島の酒のルーツ、安芸津町へ!!!

と、いうわけで。
本当は一人で行くつもりだったんですが(また取材を兼ねているので)、ちょうど仕事が休みで暇そうだった(失礼!)さとり母を連れ出し、安芸津町へ向かいました。

本日の目的は、安芸津歴史民俗資料館です。
文化福祉センター3階に開設されたこの資料館は、安芸津の酒造りに関してや、レンガ造りなど、安芸津の歴史を知ることができる資料館です。
役場のすぐ裏手だということで、すぐわかるだろとタカをくくっていったのです。

が。

「どこにあるかわからん!!」

まず、車をどこにとめるかわからず、うろうろ。
そして、役場的建物が3つくらいあってよくわからず、うろうろ。
(中央の古い方の役場の建物向かって右手・駐輪場脇を奥に入った、役場の裏手に文化福祉センターがあります)

そして、待望の3Fにあがったら……!

鍵かかってました!!(笑)

1Fの事務所のおねーさんにお願いをして、教育委員会の人を呼んでもらいました。*1
平日しかやってないから、見に来る人もいないのだとか。
やってきたおじさんにすごく謝られて、逆に恐縮するさとり母娘。
お昼(12時)すぎてたんだよね……こっそり。きっと、お昼そっちのけできてくれたんだろうな。さーせん。
次からは問い合わせて行くようにします。。。
ご対応、ありがとうございました。

ああーでも、今回はひとりじゃなくって良かった。これ、一人だったらあきらめて帰ってた。
中は、行ってみてからのお楽しみ。。。ってことで。
詳しくは書きませんが。

安芸津の歴史と、翁の人生について展示がありました。
小さな展示館ですが、さすがに翁コーナーは充実。酒造りの絵画が30年前に書かれているにも関わらず新しく見えるという、充実ぶりです。
30分で見終われる規模ですが、見る価値アリです。
(私的にはこの大正時代の酒造りの工程の絵画と、翁の手紙が見れただけでも収穫でした)
ただ、もう少し、展示品を大事にしてくれてたらなぁとは思ったかな。
湿気取りのコンセント入ってないよ!! 翁ゆかりの品なんだから大事にしてくれYO!!

と、おもいました。(作文)

一人ツアーだったら、この後榊山八幡神社に行くつもりだったのだけど、今回は母がいるのでここまで。
おなかがすいたので、海を見てからお昼を食べて、帰りました。*2

昼を食べながら母が、さとり父はお盆なのにどこにも行かないと愚痴っていたので、ちょっとした冒険って意味では成功したのかな、と、少しだけ嬉しくなりました。
今度は経県値ツアーの方でも誘うかな。こないだの三重の旅を羨ましがっていたので。


実は2週間後にも平日休みがとれたので、榊山八幡神社安芸津の町並みめぐりはまた次回ってことで!!

しーゆー!!!


東広島市安芸津歴史民俗資料館】
住所 : 〒729-2402 東広島市安芸津町三津4398 (安芸津支所裏)
電話番号 : 安芸津支所地域教育課(安芸津公民館0846-45-2334)
休館日 : 毎週土・日・祝日、年末年始(12月28日〜1月5日)
http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/soshiki/59/akitsushiryoukan.html

【三浦仙三郎については】
http://ja.wikipedia.org/wiki/三浦仙三

*1:1Fで老人デイケアをやっていて、母はそっちに興味シンシンでした

*2:自然食のカフェに行こうと思ってたんだけど、まさかの定休日! 回転寿司行きました。久々〜