011_香川県/うん、もうおなかいっぱい!! はっちゃけうどん県☆バスツアー!(1日)
なかなか記事が更新されずお久しぶり☆ な、さとりです!*1
2012年年末……我らは(というよりも周防先輩が)、うどん県にてはっちゃけようと画策しておりました。
メンバーは、周防先輩、秋穂先輩、Mつんこと植村ちゃん、そして私さとり。
うっかり先に熊本に行ってしまうなどというハプニング(?)もありましたが、我々は無事、うどん県ツアーを決行することができたのです。
が。
今回も大雪です。
本当はレンタカーを借りて製麺所にいくという、最大級なはっちゃけぶりを発揮する予定でしたが。
事故ってはいけないという周防先輩のお母さん的助言により、急遽バスツアーを申し込むという、今までにない旅となったのでした。
今回お世話になるバスツアーは、琴参バス様のツアーです。
うどん店を巡るコースは、「うどん県コース」と「職人さんコース」、「お遍路さん体験コース」の3種類から選べます。
職人さんコースは、伝統工芸の体験とかできるので、そちらと迷いましたが。
秋穂先輩が城に行きたいと言うので、うどん県コース午後便をチョイスしたのでした。
こちらは予約もできますが、当日飛び入り参加も可能です。
もし香川のおいしいところをさくっと回りたい方は、半日コースは大人1人1000円ですので、検討してみてはいかがでしょうか?
(情報は2012年11月現在です)
さて。
当日ですが。
うどん県に本州から行く場合、JR岡山駅から、快速マリンライナーに乗り換えます。こちらは快速なので、特別料金はかかりません。
本州四国連絡橋のうち、車鉄道共用なのは瀬戸大橋だけなのです。
しかも、電車から下をのぞき込むと、橋脚がスカスカなのですぐに海が見えたりして。
「ぎゃー! やばいやばい!!」
「落ちる!!」*2
と、いい年してさわぐ大人たち*3
年またぎはっちゃけキューブの旅では上を渡りましたが*4、下を電車で渡るのは私は小学生の時ぶりで、テンションMAX。
やっぱり私は海が好きなのだなぁと再確認。
丸亀駅から30分くらい歩いたところに、丸亀城があります。
ふもとは公園になっていて、石垣の上に、城があります。
と。とりあえず公園内を歩いていましたら。
ドガーン! ババーン!!
ものすごい音が聞こえてきたのです。
「イノシシでもおいたててるんかね?」*5
などと思っていましたら。
なんと、丸亀城鉄砲隊の皆様が、新春初稽古と題して、稽古を公開されているではありませんか?!
か、かっこいい〜!*6
発煙筒に色を付けて、合戦のイメージを再現(と隊長のおっちゃんが言ってた)
大筒の射撃をしたり、三列で撃ちまくったり、結構長いことかぶりついていた我々。
とくに植村ちゃんがギャラリーに混じって写真とりまくり(笑)
午後からバスツアーなのに結構なことここでかぶりついていました(笑)
もちろん、上に登りましたよ。秋穂先輩ご所望でしたから!(笑)
でも、登り切ったら、こんなすごいいい眺めなんですよ! 讃岐富士!!
そして、天守閣に到着します。
中は100円で拝観可能です。
勿論、中に入る我々。
足笑いますがな!!
しかも天守閣の中、土足禁止なんでスリッパだから、滑りそう!!
そして秋穂先輩スカートだし!!(いやーん☆)
や、なかなかはっちゃけてしまいました(笑)
中は展示品が少し飾ってあるのと、展望台っぽくなっていまして。
もうちょっと天気が良ければすごく眺めがいいんでしょうが。
この日はあいにく曇り空だったので、ちょっともやがかかっていました。
残念。。。
そして、さくっと丸亀城を後にします。
そして、丸亀駅まで戻り。。。
琴参バスのバスツアーは、高松駅前のバスロータリーより出発します。
勿論ロータリーだけじゃなく、ところどころ街中のバス停からも乗車できます。
今回我々はバスロータリーから乗りましたが、結構お客さんがいました。
1人参加の男の人と、若いおねーさん(といってもたぶん我々よりは年下)、家族連れが1組、友達同士、いろんな年代のお客さんがいましたが。
一番に名前を呼ばれたのは我々でした!(爆)
確か12月くらいに電話で予約したんですけど、張り切って予約したっぽい……(笑)もう埋まってるかもとgkbrしながら電話したのに(笑)
結構穴場ですよ! みなさん!!(笑)
うどんパンフレット(琴参バスのペーパークラフト付き!)と名札を受け取って、いざ乗車です!!
車の旅は荷物おいておけるからいいよね!! ホント楽で!!
さて。まず1軒目。
バスは運転免許センター前で止まり。ここからちょびっとだけ歩きます。
手打ちうどん「つるや」さんへ到着!!
こちらは民家を改装したうどん屋さんで。
うどんと、好きな天ぷらやごはんものをとり、会計するシステムです。
芝えびの天ぷらがホント絶品らしく。バスガイドさん一押しです。
こういうのって、すごく悩むんですけど。
そして、すごくアレも食べたいコレも食べたいって欲張っちゃうんですけど。
結局、芝ぶっかけ(芝エビね)と、ちくわの天ぷら(これははずせない)、そしてちらし寿司(寿司が大好物)をオーダーしちゃいました。
これだけ頼んで1000円いかないんですよ、そりゃはっちゃけますよ!
ちなみに、植村ちゃんと周防先輩は二人でおでん頼んでました。。。
いいなー。
そして、かっこむ!!
我々はうどんオーダーの列が最後尾だったので、とにかく時間がなく。
これだけの量を10分でかっこむという暴挙!!(特に胃袋に/笑)
バスツアーは楽だけど、時間が決まってるのだけが痛いですね。
ほうほうの体で(笑)バスまで戻ってきました。
そして、バスで丸亀方面まで戻り(笑)
2件目を目指します。
ここで朝の丸亀城の逆襲と満腹の心地よさが、スイマーをつれてきまして。
周防先輩&植村ちゃんはバスで爆睡!(バスだけに/笑)
さとりと秋穂先輩も途中までは色々話していたのですが。
秋穂先輩もオチてしまったので、さとりはバスガイドさんの話を聞きながら、車窓を眺めておりました。
ガイドさん曰く。
丸亀城のあの立派な石段は、石垣づくり名人の方が苦労して作ったのだけど。城の内部の構造を知る名人を、情報漏洩があったらいかーんと心配したお殿様が、ハメて殺してしまったらしいです。
井戸の中に物が落ちたから探してきて〜と、井戸に入ってもらい、上から石を落としまくって殺したそうな。
ぎゃぼーん!!
人間、名人だからと言って、天狗になっちゃいかんよ、というお話でした。
こちらは昔映画にも出てきた人気店らしく。
3時過ぎていたのに、超列ができていました。
ガイドさんも、時間が過ぎるのは仕方ないので、ゆっくり食べてくださいと言われていて。
前の店ほどいそいでかっこむことはなく、おちついて食べられました。
こちらの名物は「釜あげうどん」です。
うどんをゆでた汁のままもりつけ、つゆにつけて、いただきます。
このとっくりの中につゆがあります。
テーブルにふたをひっかけて注ぐのがコツ!
うむ、ゆで汁がそのまま入っている関係か、ちょっとやわらかい印象かも?
つゆはつめたいのとあったかいのを選べるのですが。
ゆで汁がはいるので、冷たいのを選んでも、結局ぬるくなるのが難点かもな!!
まあでも、1軒目みたいに、天ぷらとかおいてなかったので、それはありがたかったかな。
結構天ぷらとうどんを張り切って食べたので、もりもりは食べられない気分だったので。
ナイスコース取り、琴参バス様!!(笑)
正月らしいかざり。なんだかんだで、アットホームな雰囲気でした。
そして最後は金比羅さんへ!!
しかし、この時点で時間がちょっと押していて、現地45分くらいしかいられなかったので、金比羅さんまでは上がらず、下のおみやげ屋さんをうろちょろすることに。*8
そして、我々は、アレを目にすることになるのである…………
アレ……とは。
ミルク風味のソフトクリームの中に、塩気の強いしょうゆと生姜が入っていて、トドメにネギをトッピングするという、どこまでうどんを愛してるんだうどん県!! と、ツッコまずにはいられないソフトクリームでございます。
秋穂先輩は「うへぁ」と言って、和三盆のソフトクリームをオーダー。
確かに書いてて「うへぁ」なのですが(笑)
これが、意外といけるのです!!
「うわ、これ、好きな味だわ!」
植村ちゃん、絶賛!!(笑)
私は生姜が苦手なので、生姜臭いのだけが「うへぁ」でしたが。
塩とミルク風味はぜんぜんイケる。
塩キャラメルみたいな路線なので、ぺろっといけちゃうのです。
うどん県にいらした際は、是非このかまたまソフトをチョイスしてくださいまし!
ネタに走れるし(笑)一石二鳥です!(笑)
さらに、灸まんをいただきました。
お遍路さんの痛みを和らげる「お灸」の形の灸まんです。
そして、高松駅まで戻ってきました。
大都会、高松!(笑)
香川と言えば、名物「かまど」。
♪かーまーどー、かーまーどー、まぁるーいこころはかまどのおーかーしー
という、岡山香川のローカルCMでイヤほど流れる、有名な歌があるのですが。
私はこの歌を終始歌いまくり、周防先輩にかまどをおかいあげいただくことに成功!*9
なんかあるよね、ローカルな銘菓の歌って……
岡山香川って、テレビ局一緒だからさ、香川行ったことなくても歌えるんだよ……
というわけで(?)皆様も是非、かまどをお買い上げくださいまし!!(まわしもの/笑)
快速マリンライナーに乗って、香川県を後にしたのでした。
サンキュー香川県! ……否、うどん県!!
今度は「しょーどしまやろぉぉ!」にも行きたいです!*10
http://keiken.uub.jp/km.cgi?MAP=00000000404000004000000403430000000030034030000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v
今回のおまけ(?)
大都会岡山編です!(何故岡山編を独立させないかは、1回につき1県だからです。変なこだわりでスミマッセン!)*11
その後我々は岡山駅にたどり着き。えろすな部屋にお泊まりしました。*12
岡山のB級グルメ、「デミカツ丼」をいただいたりして。
夜をまったりと岡山で過ごしました。
翌日。
我々は(というか。私の取材的にすごくメインな)、岡山県は総社市周辺をぐるぐるすることになりました!!
まずは、吉備津神社へ行きます。
桃太郎伝説で有名な「吉備津彦命」さん関係の神社なのですが。
こちらには、周防先輩がすごく興味津々だった「御竈殿」があるのです。
ここでさとり、何を思ったか、えろすなおみくじを引く。
(いやさ、「よろこび」とうたっていたので、別に何も思わなかったのだが、ももたろうが生まれるイラストがあったので、秋穂先輩はきゅぴーんと来て、ひくのをやめたらしい。教えてよ〜!/笑)
しかも、大吉。
イ○ポがなおりますとか書いてあって(ホントに書いてあった!)、声に出しては読めない大吉でした!(笑)
まあでも、私的には大歓迎です。ええ。アレな方向でね!(笑)
この御竈殿、温羅(うら)*13の首がまつってあるとかなんとかで。
「鳴釜神事」が行われる場所なのです。
鳴釜神事とはわかりやすくいうと、お釜に米を炊いて、音がでるかどうかで願い事がかなうかどうかを占う神事です。
本当は上の本殿でお祓いをうけて、こちらの御竈殿で、吉凶を占ってもらうのが正しいやり方らしいのですが。
そんな下調べを全くしていない我々。
こちらの鳴釜神事だけでも受けられるとのことなので、周防先輩が代表で受けることに。
神主さんに祝詞みたいなのをあげてもらい。
その間、おばあちゃんがお米をお釜で洗います。
そして、なにやら祝詞を奏上している間に、ぶおおおおおーーーーという、初期ファミコンのRPGに出てきそうな低い音が!
「おおお! 鳴った!!」
と思いながらも、神聖な神事の途中なので、誰も声を上げることができない!
私も、植村ちゃんも、秋穂先輩も、ただ黙って、お祈りするのみです。
この低い音、科学的になにやら証明されてはいるものの、今でも鳴ったり鳴らなかったりするらしいです。
ちなみに、音がすると、願いが叶うけど、その願いの叶い具合は音を聞いた本人によってゆだねられるのだとか。
うん、大丈夫だ、周防先輩!
お願い事、かないますよ!! 私はそう思いました!
引き続き。今度は備中国分寺へ。
近くまで寄ったのは記憶にあるうちでは初めてなのだけど。
干支の彫刻があったり。意外な発見がありました。
そして。この後、イタリア料理をいただきに「cucina湯田園」さんへ行きました。
ランチはコースだったのですが。
ペンネと……
私と周防先輩はペンネ、植村ちゃんと秋穂先輩はラザーニャを選択しました。
なかなか普段の私たちでは選択しない、高級ちっくなお料理でござりました。*14
この後、私待望の、鬼ノ城へ向かいました。
鬼城山の上に、昔の山城跡が復元されているのですが。
実は、この鬼ノ城が「鬼ヶ島」ではなかったか、というウワサなのです!! そう、鬼ヶ島は山の上にあったのです!!!(どーん!!)
総社の町並みと植村ちゃん。こんだけ眺めがよかったら、そりゃ城建てちゃうよね。
昔、吉備津彦神社があった付近まで、このあたりは海だったそうで。
そして、この見晴らしのいい場所に山城があって。
どんな人がどんな風に暮らしていたんだろう、って、思います。
ロマンですね。萌え!!
とまあ、それはともかく。
こちらの駐車場入り口には資料館もあるので、歴史もばっちり学べます。*15
その後、まだ少し時間に余裕があるとのことで、吉備津彦神社にも行きました。
植村ちゃんがとんど焼きを見たいと言っていたが、遅い時間だったのでこの日は終了……
外に屋台が出ていたので、フランクフルトを食べつつ、門を鑑賞。
池。なごみます。というか、内→外と拝観順番を確実に間違っている。
というか、私、ちょっと前まで仕事でこの辺の道をぐるぐるまわったりしてたのですが。
こういう観光地的な場所にゆっくりきたのは初めてだったりして。
(五重の塔すら、横は通るけど中に入ったのは初めてだったんじゃなかったかなぁ?)
伝説に沿って訪問するというのもなかなかオツなもんですな!
ということを改めて思ったのでした。
そして岡山駅で、さらにうどんを食べて今回の旅を締めくくったのでした!
*1:現在4月7日です……仕事の追い込みと原稿の〆切でなかなか書けずにいました……スミマッセン!!
*2:落ちません。
*3:大学卒業して何年たったと思っているんだ。。。
*4:あの時のメンバーにも私、相方、秋穂先輩、植村ちゃんが参加してた。天橋立に行こうとして大雪が降り、高知の端っこの岬に行こうとして四国山脈が通行止め、大騒ぎしながら瀬戸内海を一周したいい思い出
*5:こんな街中で??
*6:ホントね、なんでこう非日常の男の人ってかっこよさ5割増しなんでしょうかね!!
*7:こっそりうどん県さぬきうどん駅と書いてある。どこまでうどん県アピールなんだ!
*8:実は秋穂先輩ともう1人別の友人と3人で、昔この辺に泊まってうどん巡りをしたことがある。その時に一番上まで行ったんだよね。。。当時大学出て数年たった頃だったけど、すでに体力の衰えを感じていた私……
*9:さとりかなの両親は岡山育ちなので、小さい頃田舎でみたテレビから、よくわからんまま洗脳されていた模様。
*10:本当はレンタカーで小豆島にも行く予定だったのだけど……夏とかに行きたいな、小豆島!
*11:なので長いです
*12:なんなんだろう、あの窓。ユニットバスがもれなく覗けるえろすな窓。ツインなのに!
*13:岡山の桃太郎伝説の元となった鬼。百済の豪族だったとかなんとからしい。
*14:そしてこの後、秋穂先輩がトイレに行ったら壊れちゃった事件が勃発したのでした……!
*15:というか、麓から一人歩きで登ってきたおねーさんがいて、我々はびびったのでした