経県値マップ

47都道府県を全制覇する旅

017-1_岡山県/ぶ、ブームに乗っかってなんかないんだからね?! 岡山刀剣をなめ回すように見学する会 その1 −長船刀剣博物館へ再到来の巻−(日帰り)

みなさまお久しぶりです。中国地方在住(2015年8月現在)、さとりかなです。
経県値マップの旅も、開始から早4年が経過し、5年目に突入しました。*1

が。

こんだけ長いこと旅をしているのに、全都道府県の半分も達成されてないんですね。
まあ1ヶ月に1県の旅をしても約4年はかかるのに*2、資金的に3ヶ月にいっぺんが限度なので、まあ仕方ない。
そこは10年単位で続けていこうかと思ってる。
けども。
実は、こんなにやってるのに、未だ、中国地方が真っ白なのである。
(広島は一番最後だからね!)
まあ、私のプロフィールを見ていただければわかるかと思うのですが、仕事でほぼ到達しているので、今更行く気にならない……のであるが。

最近友達と結構出かけている。
岡山に。
書いてないこともあるけど、今まで、小豆島に乗り込む前、神戸に行く前などなど……

もうこれだけ岡山に行ったら、もう岡山ナンバーをふるしかあるまい。
ってなことで。
岡山にも独立した旅行記を作ることにしました。
おつきあいください。*3


さて。
前置きが長くなりましたが。岡山の旅です。

この旅行記で岡山をとりあげるのは、実は初めてではないのです。
さぬきうどんバスツアーの次の日にこっそり行ってる。


keikenchi-map.hatenadiary.jp

 

このおまけからもわかりますが、私は総社の鬼ノ城周辺が大変スキなのです。
この辺一体を水浸しにしたいと常々思っています。
もちろん、現実にやっちゃうわけにはいかないので*4、創作活動でですけど。
※今プロットを書いてるけど、まだそこまでいってない。

鬼ノ城に住んでいた「温羅」という鬼は、実は百済の王子で、吉備の国に、新しい製鉄技術をもたらしたとされています。日本書紀的に。

高梁川周辺(特に上流の新見とか北房のあたり)は、良質な鉄がとれて、たたらがさかんだったそうです。
おそらくその関連で、という私の勝手な推測ですが、岡山は刀剣づくりがさかんだったようです。
有名な産地と言えば、備前長船や、備中青江などですね。

……こう書くと、かっこよく決めたい彼や、笑いなよにっかりな彼が思い浮かんだあなたは相当ブームに乗っかっています。*5
ブームに乗っかったわけではないですが。
見に行ってきました。にっかり笑う彼を……いや、彼女を。


長船刀剣博物館にね!!


実は5年以上前に、一度行ったことがあるのですが。
今回はブームに乗っかった企画展「真剣少女の日本刀展」が開催されるとのことで。
四国の丸亀から、にっかり青江の本歌(本物)がやってくるとのことで、見に行ってきました。
メンバーは、周防先輩、秋穂先輩、そしてお久しぶりの上三永さん。



DMMゲームには刀剣系が2つあり、男性向けの「しんけん!」と、女性向けの「刀剣乱舞」なのだが、今回は「しんけん!」がテーマ。
私は「しんけん!」は未プレイですが、上三永さんによると、刀剣に選ばれた女子が、敵と戦うそうです。
長船刀剣博物館は、非常にブームに乗っかるのがうまく。以前にもエヴァの短刀をこしらえて全国行脚したりしてました。
さすがのDMMコラボです。


夏期特別展なので、2015年9月13日までの展示となります。
夏休み期間中は写真撮影OKでしたので、博物館見学としては異様の写真付き記事でお送りします。


午前中は倉敷に立ち寄る用事がありまして、倉敷経由で行ったのですが。
ブルーラインで行ったら、迷子になりました(お約束)
岡山市を抜けたところで、ブルーラインと2号線分かれるところがあり、ナビがブルーラインを示すのでブルーラインに入ったまでは良かったのですが。
邑久町に入ったところで、ナビが同じところをぐるぐるまわす、という謎の行動に出まして。
着いたら瀬戸内市役所でした!(笑)

ナビ入力に電話番号検索は便利ですが、たまに代表が市役所だったりするので気をつけましょう(笑)

というか、2回目じゃないのかよ、というツッコミは却下。
2号線から行けばすぐだったのに……


さて。
気を取り直しまして。

長船刀剣博物館には、刀剣の作り方を紹介するスペースと、刀剣を展示しているスペース(1F、2F)に分かれるのですが。
刀剣を展示しているスペースすべてが、刀剣少女の展示でした。

今回の目玉はやっぱり、にっかり青江の本歌と、写しの比較展示でしょうね。
や、まあ、丸亀に行けばいいんでしょうけど(そっちでもポストカードを配ったり、結構PRしてる)。
どうせなら、長船派も見たいじゃないですか。
と思ったんですが。今回はゲームキャラの刀剣がメインだった模様。
同じ派閥の刀工作品や、写しが展示されてました。

というわけで。
ちょっとだけ、写真を載せます。


にっかり青江本歌。


ゲーム中の女子をドール作家さん(だったかな?)が再現。背中に真剣を背負ってるのに、何故竹刀を持っているのかは謎。*6


実戦刀で有名な同田貫……の、薙刀


江雪左文字の写し。刀匠銘「清行」。


鬼丸国綱の写し。刀匠銘「国家」。


へし切長谷部と同じ派閥の「国重」。というか、長谷部が選んだ子(後ろ)、マシュマロ系女子、なんだそうな……


刀自体の展示はすばらしかったんですけど……
あの……
やっぱ、後ろの女子イラストに目がいくよね。
で、女子の紹介イラストもあるんですけど、DMMなので(?)やられたら服が脱げるんですよ、艦これみたいに。
この脱いだ女子のイラストを一緒に展示するのはいいのか? と、個人的に思ってしまった。
まあ、いいんでしょうけどね。「しんけん!」プレイヤーさんにはそっちのがおいしいだろうし。

あと、聖徳太子の直刀(平安時代以前の刀は反っていなかったのです)もあったのですが。
これは私的には大変参考になった。鬼ノ城的な意味で。

秋穂先輩が私のペースにあわせて一緒に見てくれてたんだけど、
上三永さんが先先行ってしまうので、全部を写真に撮るわけにもいかず。
聖徳太子的な刀が、写真に撮れなかった……残念。


この長船の刀剣博物館は、大変オススメです。
今回は時間が遅かったのでやってなかったですが、鍛錬の体験や銘切りイベントなどもあるので、是非是非プレイヤーのみなさまもそうでないみなさまも、行ってみてほしいです。
作っているところを実演見学できる施設って、そうそうないと思います。
刀の作り方がよくわかります。
さすがは刀剣一大産地、長船です。技術が潰えないように努力されているのがよくわかります。

とまあ、私が武器スキーであることだけがダダ漏れてますが。
大変楽しかった一日なのでした。

この後、4人は吉備サービスエリアで、ローカルグルメはっちゃけ大会を繰り広げたのでした(オチ)*7



http://uub.jp/kkn/km.cgi?MAP=00004000444040004000000403440400300030434030000&NAM=%82%B3%82%C6%82%E8&CAT=%97%B7%8Ds%83%7D%83b%83v

*1:第1回目が2011年1月の福岡太宰府への旅。

*2:益田ミリさんが47都道府県を制覇してたけど

*3:というか、本当は2回目の記事を書くつもりがなかったのに、関西編で2回目を作ったがために、2回目以降記事がOKになっちゃったという。まあ、そのおかげで東京スペシャルという企画もできましたが。

*4:それどんな秀吉

*5:リリースの案内が流れたとき、ホント何故今なのと思いましたもん。静かな刀剣の郷に、かっこよく決めたい女子たちがあふれるかと思うと……ホントに……ね。

*6:秋穂先輩も同じツッコミをしてた

*7:白桃コロッケとか、ホルモンうどんとか! おいしかった!!