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47都道府県を全制覇する旅

021-2_愛媛県/さとりかな、人見知りのため湯治中(1泊2日)


伊予鉄はいいぞ。
どうも、さとりです。2日目です。


冒頭からすみません。
伊予鉄道は、松山市駅から路面電車も出てまして。
その路線の一つに、環状線があります。
松山城を中心として、周りをその名の通りぐるぐる走っているのですが。

松山市駅付近などの南側は何の変哲もない路面電車なのですが。
東側からかくっと折れて、城の北側を走る部分がもうね!?
私、路面電車の専用軌道に弱いんだと思う。

昨日からの写真も含め、大放出します。



こんな感じで、道路スレスレなんですよ。


しかも、単線!*1


駅も単線。なのに、ホームは上下で別れてる!!


萌えないわけがないね。
能町みね子先生は、伊予鉄乗らないのかな。てか、乗ったことありそうだな。
このコンパクトさ加減、絶対お好きだと思うのだけど。


さて。伊予鉄萌えはこれくらいにして。
さっそく湯治の続きに参ります。



道後温泉駅にやってきました!


道後温泉本館です。


実はその昔、相方や先輩方と一度来たことがあるので、2回目です。

しかし今日は2階のコースをチョイス。
前回は3階の個室でお休み、お風呂も2種類(神の湯、霊の湯)でしたが。今日は大広間で皆でお茶を飲む部屋(神の湯のみのコース)です。
でも、朝早かったのでほぼ誰もいなかった…

神の湯は1階入ってすぐのお風呂です。
2階からも降りれるし、神の湯のみのコースもあるので、結構人が多かったです。
お湯はちょうど良い温度で、すべすべな感じ。
別府みたいに熱くてピリピリ、じわっとではないです。
何故、海を挟んだら、こうも温泉の感じが変わるのだろうか?? 土も関係してるのかなぁ。


お茶と、おせんべいをいただいた!


浴衣を貸してくれるので、浴衣姿で休憩できます。


脱衣場で、浴衣の着方をぐぐったのは秘密だよ……?(*´艸`)


さてさて。
湯治というからには、温泉のハシゴをすべきですね。



続いて、椿の湯に参ります。


こちらは、道後温泉駅から道後温泉本館に来る途中にあります。
本館みたいにたくさん湯船があるわけではない、立ち寄り湯の温泉です。

こちらの湯船には、子規の句が刻まれてました。
お湯自体は、本館と同じ感じなんだけど。
浸かっていると、何故かほのかに『椿』の匂いが……!
しかも、シャンプーブランドの『TSUBAKI』の匂い。
誰かが『TSUBAKI』を使っていただけかもしれないですが(笑)
それにしては長いこと香ってましてな。
さすがは『椿』と思ってしまったのでした。



お風呂上がりに、おじいちゃんがコーヒー牛乳を飲んでたので、つられて飲んだ。


さてさて。
温泉はこれくらいにして。
次は、お勉強です。
松山城は前に来た時に入ったので、別のところ……坂の上の雲ミュージアムとかええんじゃねの? とか思いながら歩いていると。



秋山兄弟の生家にやってきました……*2


この場所に、昔、秋山兄弟の生家があったのだそうですが。
空襲で焼けてしまったのだそうで。
復元されたものを、資料館みたく解放しています。

中はほとんど誰もいなくて。
受付したら、つきっきりで、ビデオを見せてくれたり、マンツーマンで解説していただいたり。
至れり尽くせりだったのですが。


……ごめんなさい、私、坂の上の雲、読んでません。


言えないよ、と思ったのですが。
聞かれてしまったので、正直に答えてしまった……
すみません、マイディア*3 しか読んでなくてスミマセン……


坂の上の雲ですが、司馬遼太郎が映像化を許可してなくて。
この生家にも、なかなか人が来なかったのだそう。
司馬遼太郎が亡くなった後に、奥様に許可をいただいてNHKでドラマ化したら、1日で100人来たのだそう。
それが、約5年前のことなのだそう。

テレビの力ってやつですな。

しかし、ガイドさんのお話を聞きながらも、目は「三笠」の復元ビデオ(旋盤で部品を加工してた)を見てて、生返事でスミマセン……
あと、『比叡デース』って、別の女の子が頭をよぎってスミマセン……
薙刀が飾ってあったり、甲冑が飾ってあったりで、そっちばっかり見ててスミマセン……



裏庭には石碑があります。


元々が松山城下の歩兵の家だったので、道路に面した小さな家だったようです。


兄〜


弟〜


これらの銅像も、もともとあったのは戦争中に没収されたので、復元だそうです。

迷子になってたまたま入った割には、濃い時間を過ごせました。
ありがとうございました!


そして。



今度こそ、本当に、坂の上の雲ミュージアムです。


中は三角形の形をしていて。
くるくる坂を登りながら、展示を見ていきます。

生家とは別の視点で、秋山兄弟(と、坂の上の雲)を知ることができます。
もちろん、のぼさんこと正岡子規もいますよ。

司馬遼太郎は、本当は、正岡子規のことを小説にしようといろいろ調べていたそうです。
そこで秋山兄弟のことを知って、3人の話にしたんだそうな。
読んでませんので、詳しいことはわかりませんが。
この際だから読もうかな……でも、司馬遼太郎ってわかりにくくて寝そうなんだよな……



山の上には、キレイな洋館が……!*4


その後。もう一つの目的……とんかつパフェを食べに行くことにしました。



松山市駅の正面、路面電車通り沿いにある『清まる』さんです。


アーケード工事中で、見落としそうでしたが。
無事発見。
最後まで、普通のとんかつメニューにしようか悩みましたが。
意を決して、オーダーしました。


待つこと約20分。



これがとんかつパフェだ!


一見、ただのリンゴがもりもりのパフェに見える。
が。
なめてはいけない。
リンゴの隣に刺さっているのは、まごうことなき、ソースたっぷりのとんかつなのである。
結構かわいい内装で、あみぐるみとか置いてあって、いかにもガーリーだけど。
まごうことなき、とんかつパフェだ!


このとんかつパフェ、食べ方にルールがある。


まず、とんかつをむんずとつかみます。



そして、抹茶アイスと生クリームを、とんかつの上に乗せます。


さらに、リンゴでサンドイッチします。


とんかつはサクサクなのに、持っても熱くない。
こいつは驚きだぜ。
そして、抹茶アイスと生クリームが、全てとんかつにかき消されて、なんか全くおかしくない組み合わせに感じる。
こいつは驚きだぜ。

要するに、マズくない。あら不思議。

……でも。
とんかつは、やっぱりとんかつだった。
2つサンドイッチしたところで、胃が油でやられてしまった……

『ごはんがほしくなるけど、気のせいです』

と、ルールの説明には書いてあったけども。
野菜が欲しくなってしまった……
年齢は正直です。


仕方ないので。
パフェはパフェ、とんかつはとんかつでいただきました……

若人は一度挑戦してみても良いかと思います。
意外と、クセになるかもですよ。


そして、またまた伊予鉄に乗り。フェリーに乗り、四国を後にしたのでした。


帰りも四万十川号でした……


さよなら、あなた……!


今度は音戸大橋もばっちりですよー



ŒoŒ§’lƒ}ƒbƒv

*1:おわかりだろうか。この先、いきなり広い道路へ線路が飛び出していくのですよ……!

*2:といっても、この建物は隣の敷地にある道場だけど。

*3:『マイデイア ―正岡子規秋山真之―』というマンガがあってな……

*4:萬翠荘といいます。行かなかったけどね