021-2_愛媛県/さとりかな、人見知りのため湯治中(1泊2日)
伊予鉄はいいぞ。
どうも、さとりです。2日目です。
冒頭からすみません。
伊予鉄道は、松山市駅から路面電車も出てまして。
その路線の一つに、環状線があります。
松山城を中心として、周りをその名の通りぐるぐる走っているのですが。
松山市駅付近などの南側は何の変哲もない路面電車なのですが。
東側からかくっと折れて、城の北側を走る部分がもうね!?
私、路面電車の専用軌道に弱いんだと思う。
昨日からの写真も含め、大放出します。
しかも、単線!*1
萌えないわけがないね。
能町みね子先生は、伊予鉄乗らないのかな。てか、乗ったことありそうだな。
このコンパクトさ加減、絶対お好きだと思うのだけど。
さて。伊予鉄萌えはこれくらいにして。
さっそく湯治の続きに参ります。
道後温泉駅にやってきました!
道後温泉本館です。
実はその昔、相方や先輩方と一度来たことがあるので、2回目です。
しかし今日は2階のコースをチョイス。
前回は3階の個室でお休み、お風呂も2種類(神の湯、霊の湯)でしたが。今日は大広間で皆でお茶を飲む部屋(神の湯のみのコース)です。
でも、朝早かったのでほぼ誰もいなかった…
神の湯は1階入ってすぐのお風呂です。
2階からも降りれるし、神の湯のみのコースもあるので、結構人が多かったです。
お湯はちょうど良い温度で、すべすべな感じ。
別府みたいに熱くてピリピリ、じわっとではないです。
何故、海を挟んだら、こうも温泉の感じが変わるのだろうか?? 土も関係してるのかなぁ。
脱衣場で、浴衣の着方をぐぐったのは秘密だよ……?(*´艸`)
さてさて。
湯治というからには、温泉のハシゴをすべきですね。
こちらは、道後温泉駅から道後温泉本館に来る途中にあります。
本館みたいにたくさん湯船があるわけではない、立ち寄り湯の温泉です。
こちらの湯船には、子規の句が刻まれてました。
お湯自体は、本館と同じ感じなんだけど。
浸かっていると、何故かほのかに『椿』の匂いが……!
しかも、シャンプーブランドの『TSUBAKI』の匂い。
誰かが『TSUBAKI』を使っていただけかもしれないですが(笑)
それにしては長いこと香ってましてな。
さすがは『椿』と思ってしまったのでした。
お風呂上がりに、おじいちゃんがコーヒー牛乳を飲んでたので、つられて飲んだ。
さてさて。
温泉はこれくらいにして。
次は、お勉強です。
松山城は前に来た時に入ったので、別のところ……坂の上の雲ミュージアムとかええんじゃねの? とか思いながら歩いていると。
秋山兄弟の生家にやってきました……*2
この場所に、昔、秋山兄弟の生家があったのだそうですが。
空襲で焼けてしまったのだそうで。
復元されたものを、資料館みたく解放しています。
中はほとんど誰もいなくて。
受付したら、つきっきりで、ビデオを見せてくれたり、マンツーマンで解説していただいたり。
至れり尽くせりだったのですが。
……ごめんなさい、私、坂の上の雲、読んでません。
言えないよ、と思ったのですが。
聞かれてしまったので、正直に答えてしまった……
すみません、マイディア*3 しか読んでなくてスミマセン……
坂の上の雲ですが、司馬遼太郎が映像化を許可してなくて。
この生家にも、なかなか人が来なかったのだそう。
司馬遼太郎が亡くなった後に、奥様に許可をいただいてNHKでドラマ化したら、1日で100人来たのだそう。
それが、約5年前のことなのだそう。
テレビの力ってやつですな。
しかし、ガイドさんのお話を聞きながらも、目は「三笠」の復元ビデオ(旋盤で部品を加工してた)を見てて、生返事でスミマセン……
あと、『比叡デース』って、別の女の子が頭をよぎってスミマセン……
薙刀が飾ってあったり、甲冑が飾ってあったりで、そっちばっかり見ててスミマセン……
元々が松山城下の歩兵の家だったので、道路に面した小さな家だったようです。
これらの銅像も、もともとあったのは戦争中に没収されたので、復元だそうです。
迷子になってたまたま入った割には、濃い時間を過ごせました。
ありがとうございました!
そして。
中は三角形の形をしていて。
くるくる坂を登りながら、展示を見ていきます。
生家とは別の視点で、秋山兄弟(と、坂の上の雲)を知ることができます。
もちろん、のぼさんこと正岡子規もいますよ。
司馬遼太郎は、本当は、正岡子規のことを小説にしようといろいろ調べていたそうです。
そこで秋山兄弟のことを知って、3人の話にしたんだそうな。
読んでませんので、詳しいことはわかりませんが。
この際だから読もうかな……でも、司馬遼太郎ってわかりにくくて寝そうなんだよな……
山の上には、キレイな洋館が……!*4
その後。もう一つの目的……とんかつパフェを食べに行くことにしました。
アーケード工事中で、見落としそうでしたが。
無事発見。
最後まで、普通のとんかつメニューにしようか悩みましたが。
意を決して、オーダーしました。
待つこと約20分。
一見、ただのリンゴがもりもりのパフェに見える。
が。
なめてはいけない。
リンゴの隣に刺さっているのは、まごうことなき、ソースたっぷりのとんかつなのである。
結構かわいい内装で、あみぐるみとか置いてあって、いかにもガーリーだけど。
まごうことなき、とんかつパフェだ!
このとんかつパフェ、食べ方にルールがある。
まず、とんかつをむんずとつかみます。
とんかつはサクサクなのに、持っても熱くない。
こいつは驚きだぜ。
そして、抹茶アイスと生クリームが、全てとんかつにかき消されて、なんか全くおかしくない組み合わせに感じる。
こいつは驚きだぜ。
要するに、マズくない。あら不思議。
……でも。
とんかつは、やっぱりとんかつだった。
2つサンドイッチしたところで、胃が油でやられてしまった……
『ごはんがほしくなるけど、気のせいです』
と、ルールの説明には書いてあったけども。
野菜が欲しくなってしまった……
年齢は正直です。
仕方ないので。
パフェはパフェ、とんかつはとんかつでいただきました……
若人は一度挑戦してみても良いかと思います。
意外と、クセになるかもですよ。
そして、またまた伊予鉄に乗り。フェリーに乗り、四国を後にしたのでした。
帰りも四万十川号でした……
今度は音戸大橋もばっちりですよー