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47都道府県を全制覇する旅

036_北海道/To the North! 北へ!! ついでに最北端と最東端でとんがる旅(6泊7日)

さてさて。
本日は札幌から函館に向かいます。
札幌を9:28に出る、特急北斗8号に乗ります。
函館には、13:23着です。

……約4時間ですか。

ホントね!
LOVEパス、指定席4回までOKでありがたいです!
というわけで。今日は指定席で行きます!

 

函館に向かいます


札幌→苫小牧は全然試される感がない。
住宅街が多いし、空港が近いから?

というわけで(?)

移動中に、札幌駅で買った、皮付きスイートポテトをいただきます!



期間限定ですよ!


サツマイモ半分割で、この後ろに皮がついてるスイートポテトです。
これがね!
甘過ぎずで本当に美味しかったです!

実は昨日駅で買ったのですが、食べる気力もなく力尽きて寝てしまったのです。
が。
一晩冷蔵庫に入ってて、まだ冷たいウチに列車内で食べられたのですが、これがまた正解でしたね。
キンキンに冷えてるわけでもなく、程良い冷たさが最高でした!

そして、このスイートポテトがまさに、減っていた体力を回復するのにひと役買ってくれたのでした!
ほら、長い旅の途中ってさ、どうしてもリズムがくずれるじゃないですか。
ビッグサイドの。*1


それはそうと。
苫小牧を過ぎたあたりから、進行方向左手が海になります。
波が高く茶色くて、冬の日本海って感じ。

……いや、太平洋ですけどね。



赤い屋根の家と海



曇ってるせいもあるけど。冬の海ぽい。



謎の記念碑



駒ヶ岳


駒ヶ岳周辺は大沼公園、と言って、線路は大沼の中を通ります。
途中駅もあって、山歩きもできるっぽいですね。

あれ?
結構このパターン多いんですかね??



新函館北斗駅を通り過ぎ……(新幹線いませんでしたね)



五稜郭駅を通り過ぎ……*2



函館駅に到着しました!



乗ってきた北斗号



線路の終わり!



というか、実際こんな碑がありましたしね!

 

To the north 北へ〜!

函館。
乗ってきた特急にもいましたが。
さすが修学旅行生多いなー

To the north 北へ〜!
と言いながら、南からではなく、北からやってきたわけですが。

わたしは榎本武揚に興味深々なので。
これから五稜郭へ向かいます。


駅から、五稜郭タワー前へ連れていってくれるバスが出ているので、それに乗ります。
たけあきに比べて、全然苦労してないですね。
さくっとエレベーターで、タワーの上へ。



五稜郭タワーの上から、五稜郭を見る!


上行きのエレベーターにはエレガさんとわたし入れて4人しか乗ってなかったのですが。
まあ当然というか、上の展望室には、修学旅行生の群れ、群れ、群れ……


ゆりこ「密です!」


って感じです。
いやマジでいいのかアレ。


展望室には、幕末から箱館戦争までの流れが、ジオラマ付きで説明されていました。
たけあきが出てくるところをかいつまんで書くと。

旧幕府海軍の副総裁榎本武揚は、大政奉還により職を失った徳川家臣による蝦夷地の開拓を目指して、江戸を脱走する。

 ↓

箱館の北方にある鷲ノ木から、五稜郭を目指す。

 ↓

新政府軍から攻撃を受けるが、撃退。
無人になった五稜郭を占拠。※①

 ↓

榎本武揚たち旧幕府軍松前藩に平和共存を申し入れるが、拒否られる。
松前藩の砦である箱城を落とす。
だが、援軍に向かった旧幕府軍の軍艦「開陽」が座礁してしまう。

 ↓

松前藩を破って、蝦夷地を手にした旧幕府軍は、選挙により、榎本武揚を仮政府の総統に選出。

 ↓

新政府軍が反撃のため、五稜郭へ進軍。※②
五稜郭の戦いで、土方歳三、戦死。※③

 ↓

新政府軍、箱館病院へ攻め入るも、院長から「病院では戦うな」と説き伏せられる。
両軍の患者を診ることを約束した上で、院長、旧幕府軍へ降伏を進言。

 ↓

榎本武揚、降伏を申し入れる。※④


ということのようです。



旧幕府軍五稜郭を占拠。



②新政府軍が反撃にやってくる。



②めっちゃ戦う。*3



③土方さん、撃ち落とされる。



榎本武揚、降伏。


こういうジオラマが展示されてるのは、紙芝居ぽくていいですね。
(ホントはもっとたくさんの場面があるんだけど、ざっくりってことでね)

 

箱館奉行所五稜郭公園

今の五稜郭は、公園になっていて。
チャリンコで走ってる近所の主婦っぽい奥様とか、お見かけしました。
結構フリーダムな感じですね。



いざ、五稜郭公園の中へ!



半月堡*4 に上がれる。



中のお堀。



箱館奉行所


五稜郭というのは、城なのですが。
いわゆる日本独自の『城』の作り方ではなく、ヨーロッパの『城塞』を参考にして作られたのだそうです。
なので、星型なんですね。

その割に、お堀があったり、中の奉行所も日本の本丸御殿みたいな作りになってたりして。
いかにも幕末に建てられた、といった感じです。



中の奉行所は、復元なのだそうです。
(なので、写真OKでした)



トイレ(2ヶ所あった)



廊下



一之間(偉い人の謁見の間)



中庭


『謁見の間』のすぐ隣に武器庫があったりして。
まあなんというか、やはり幕末なので、物騒ですね。



公園内にはたけあきのパネルがありました!(<◎>◞౪◟<◎>)



帰りは路面電車で帰りました。

 

ふるさと函館の味! やきとり弁当をいただく!!

函館のローカルグルメといえば。
ハセガワストアの「やきとり弁当」です!

ハセガワストアとは、函館のローカルコンビニらしいのですが。
やきとり弁当だけ売っているハセガワストアが、函館駅の目の前にあったので、行ってみました。



伝票に欲しいお弁当の個数を記入して、店員さんに渡すと。
やきとりを焼いてくれます。
なので、ほかほかのお弁当が手に入るのです!

店内でオーダーしてからやきとりを焼くらしく、オーダー表を書いてから5分くらい店内で待ったかな。
ちな、セコマ系列らしく、セコマブランドのお茶とか置いてあった……



このパッケージのグッズがあるほど。看板もこれだった。



わたしはやきとり弁当をしおだれで頼みました。


めっちゃ好きな味。しおだれで正解!
やきとりはネギ間で炭の焦げ跡がある!
しかし、やきとり弁当なのに豚とはこれいかに……

 

本日は函館にお泊まりです。


たかぎなおこ先生のひとりたびシリーズで、夜行列車で函館に来るエピソードがありましたが。
もう、夜行列車はないのですよね……
青函トンネルが新幹線と貨物列車のみになったので。


函館の夜景見ようと思ってたのに、まさかの18時から3時間寝てしまった……
疲れてたのね……

 

本日の琺瑯看板



とまこまい。『ま』がふたつあるのがちょっといい。



ひがしむろらん。



五稜郭駅。なんとなく風情があっていい。



函館駅


数が減ってるのは、わたしが座ってた位置からでは琺瑯看板が少なかったからであって。
決して!
決して、飽きたからではないのだ!!!

 

JR北海道の路線図(2020年8月現在)

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本日:札幌〜函館(東室蘭大沼公園経由)

 

*1:日本語に訳すと……

*2:五稜郭の最寄りの駅ではない、五稜郭駅

*3:刀の最後の戦い、って某ゲームで言ってたけど、ほとんど銃の戦いな気がしないでもない

*4:西洋式土塁に見られる、特徴的な出塁。敵の攻撃を分散させたり、ここから攻撃したりする。